以前に解説した楽天経済圏の人はもちろん、楽天経済圏外の人にもオススメできる楽天銀行について解説していきます。
店舗を持つ銀行と比較して、一体どんなメリットが楽天銀行にあるのでしょうか?
早速見ていきましょう。
楽天銀行のメリット
最初にメリットをまとめます。
- 金利が良い
- 楽天証券と連携
- 楽天カードとの組合せでSPU+1倍
- 楽天ポイントが貯まる、使える
- 他行振込手数料とATM手数料0円
金利が良い
楽天銀行の金利を語る上で欠かせないのが楽天証券口座との連携サービス マネーブリッジ です。
マネーブリッジとは?
楽天証券と楽天銀行の口座連携することで普通預金の金利が0.02%から5倍の0.1%になるというサービスです。
2つの口座を開設してしまえば、後はインターネット上で申請するだけで設定完了します。
投資に興味のない方は楽天証券で株取引等をしてなくてもOKです。

メガバンクとの金利比較
この楽天銀行の金利を三大メガバンクの三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行とゆうちょ銀行の普通預金・定期預金の金利と比べて見ましょう。
普通預金の金利0.02%はメガバンク、ゆうちょ銀行の普通預金の金利の20倍です。
マネーブリッジにするとさらに5倍の100倍になります。
楽天銀行 マネーブリッジなし | 楽天銀行 マネーブリッジあり | 三菱UFJ | 三井住友 | みずほ | ゆうちょ | |
普通預金 | 0.02% | 0.1% | 0.001% | 0.001% | 0.001% | 0.001% |
定期預金 | – | – | 0.002% | 0.002% | 0.002% | 0.002% |
インターネット銀行との金利比較
次に他のインターネット銀行と比較してみましょう。
マネーブリッジありの金利だと定期預金の金利レベルと言えますね。
楽天銀行 マネーブリッジなし | 楽天銀行 マネーブリッジあり | オリックス | イオン | ソニー銀行 | 住友SBI | |
普通預金 | 0.02% | 0.1% | 0.01% | 0.001-0.1% | 0.001% | 0.001-0.01% |
定期預金 | – | – | 0.15-0.25% | 0.02% | 0.01-0.02% | 0.02-0.2% |
楽天証券と連携
楽天証券と楽天銀行の口座連携=マネーブリッジしておくことで、楽天証券で株式等の取引をする際に自動で入金が可能になります。
そして余った投資資金は夜間に銀行口座に戻してくれます。

こんな便利なら最初は投資に興味ない人でも、投資やってみようかなと思わせるシステムですね。(楽天証券の戦略ですね!)
楽天カードとの組合せでSPU+1倍
楽天カードの引落しを楽天銀行で設定することで、楽天市場の商品購入時にポイント+1倍になります。
楽天経済圏で生活するなら欠かせない設定ですね。

楽天ポイントが貯まる、使える
楽天ポイントが貯まる
楽天銀行での振込・入金などのサービスを利用するごとにポイントが貯まります。
対象のサービスは多すぎて書ききれませんが、変わったところでは競馬・ボートレースなどの公営競技(公営ギャンブル)入金やナンバーズ・ロトの宝くじ購入なども対象です!

楽天ポイントが使える
楽天スーパーポイントを1ポイント=1円として以下の支払いに使うことができます。
- 振込手数料の支払い
- デビットカードの支払い
- 小額あんしん保険料の支払い
- プリペイドカードのチャージに使う
他行振込手数料とATM手数料0円
他行宛振込手数料は最大月3回まで0円、ATM手数料は無料のハッピープログラムにエントリーすることで月最大7回無料になります。
これは地味に凄い価値がありますね!
手数料0円の価値を考察してみる
例えばメガバンクの普通預金に300万円預けていたとしましょう。
金利が0.001% = 税引後金利約0.008%なので年間の利子はたったの24円!なので、年に1回 110円の振込手数料を払うだけでマイナスになってしまいます。
これは事実上のマイナス金利ですね!

楽天銀行ではマネーブリッジの金利0.1%= 税引後金利約0.08%だと年間利子は2400円でさらに手数料ゼロなので、上の例とかなり差がつきますね。
まとめ
楽天銀行のメリットをフル活用して、より豊かな暮らしをおくりたいですね。
この記事が誰かに役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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